春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業 平成25年度成果報告書
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1平成25年度 地域志向教育研究費 成果報告書 活動項目 ⑦高蔵寺ニュータウンのキャンパスタウン化 フリガナ 氏 名 ナイ トウ カズヒコ 内 藤 和 彦 所属・職名 三浦記念図書館・館長 (建築学科・教授) 活動課題 高蔵寺ニュータウンへの中部大学図書館機能導入・展開の可能性にかんする調査と考察 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。 フリガナ 氏 名 代表者及び分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 ナイトウ カズヒコ 内藤 和彦 代表者 建築学科・教授 建築計画 建築デザイン 都市計画 地域計画 工学博士 総括 活動経過と成果 本課題の目的はCOC活動の一環として中部大学附属三浦記念図書館(以下中部大学図書館)が高蔵寺ニュータウン地域でお手伝いできる具体的図書館活動を考えることである。中部大学図書館員からの意見聴取(アンケート調査形式)、学生の参加意欲調査(アンケート調査形式)、高蔵寺ニュータウン居住者(60歳以上)に対するアンケート調査を行い、これらの結果を高蔵寺ニュータウン内NPO団体役員(4名)と中部大学図書館員(3名)で分析し考察を加えた。本活動経過の概要は以下のとおりである。 まず図書館員に対する意見をアンケート調査形式で、実施できそうな活動と問題点等を聴取したが、その結果は概ね次のとおりである。 1.CAAC活動の一環としての図書館活動。シニア大学の図書館的機能。 CAAC施設設置に不確定部分が多いため、具体的意見等はあまり出ていないが、概ね好意的。 2.高蔵寺ニュータウンの徒歩圏コミュニティ区(藤山台、岩成台…○○台)のコア広場・施設を利用したサテライト型図書館機能の導入。 大学図書館業務と春日井市の図書館業務の分担などの大きな問題があるが、住民の期待は高い。 3.中部大学生と高蔵寺ニュータウン居住者との世代間交流を目的とした図書館活動。 最も実現可能が高く、図書館員の好意的意見が多く見られた。 次に学生の参加意欲について調査したが、COCの具体的活動や具体的な図書館活動の内容が周知・理解されていなかったことから、概ね消極的という結果となった。 さらに、高蔵寺ニュータウンの住民に対するアンケート調査を行った。上記1~3の活動についてはかなり好意的な結果で、参加協力の意を示す回答が多かった。 これらの結果をふまえ、ニュータウン内NPOの代表者4名と図書館員3名で分析し、考察を加えたが、これらの作業より得られた知見としての「次年度以降導入・展開可能と思われる図書館機能とその可能性・問題点は概ね以下のとおりである。 2 活動報告(20)-74-

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