春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業 平成25年度成果報告書
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2①2014年 1月11日 第1回 高蔵寺ニュータウンESD対話フォーラム(準備会を兼ねて) 講師 ピースボート地球大学担当 高山瑤子氏 「ドイツにおける再生可能エネルギーによるまちづくり」 脱原発を決めたドイツにおいて、さまざまな地域でユニークな再生可能エネルギーを利用した街づくりの報告を学んだ。現在ドイツのエネルギシェアは、火力55%、自然エネルギー18%、原子力16%そして水力は11%を占めている。 ②2014年 3月 第2回 高蔵寺ニュータウンESDフォーラム 講師 高蔵寺ニュータウン再生市民会議理事長 曽田忠弘氏 「まちは誰がつくるのか?~ 高蔵寺ニュータウンの生い立ちー現在―将来―」 6つのグループに分かれて話し合いを行った。1つのテーブルには、必ず学生と女性、シニアが参加し、それぞれのグループがKJ法ワークショップ「高蔵寺ニュータウンの過去・現在・将来」で話し合いの成果を模造紙にまとめ発表した。 3 期待される成果 初年度上記の2回の対話フォーラム開催を通じて、市民と学生たちが活発な意見交換をすることができた。始めは、緊張していた学生たちも2回目には、グループの意見をまとめて発表するまで成長し、より積極的にかかわれるようになり、今後の活躍が期待できる。ピースボートの海外のまちづくりの実践、地域の文化遺産や世界遺産をよりリアルな歴史を文化的背景の中で学び、人生の先輩であるシニア学生が感じ考えることを聞きながら学ぶことで、現代世界の状況や歴史認識に引き付けて歴史を学ぶことができ、国際的現実的判断能力を養うことができた。当初予定していた元犬山市長の石田芳弘氏は、都合で4月に講義する予定である。総合的にシニア大学(CAAC)の教育水準の内容の質を高めるものである内容であった。 活動成果の公表 1 2014年4月20日 第3回高蔵寺ニュータウンESD対話フォーラムにて、 KJ法ワークショップ「高蔵寺ニュータウンの過去・現在・将来」でまとめた発表を分析し、整理して成果報告会を行う 発表参加団体有志: 国際交流NGOピースボート、高蔵寺ニュータウン再生市民会議、あっとわん、ギブアンドテイク、いちょうの会、けやきフォーラム、中部ESD拠点推進会議、SALVIFIC、クロスカル、ワーカーズかすがい、コーディネーター協会、野の花他、一般市民と学生(予定) 2 KJ法ワークショップ「高蔵寺ニュータウンの過去・現在・将来」電子テキスト作成 3 ホームページを作成し、上記2を電子テキストでアップする。 2 活動報告-64-

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