春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業 平成25年度成果報告書
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1平成25年度 地域志向教育研究費 成果報告書 活動項目 ⑥シニア大学Chubu University Active Again College(CAAC) フリガナ 氏 名 はのち せいこ 羽後 静子 所属・職名 国際関係学科・教授 活動課題 世代間交流による伝統知の継承(高蔵寺塾)プロジェクト 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。 フリガナ 氏 名 代表者及び分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 羽後 静子 和崎 春日 河内 信幸 舛山 誠一 對馬 明 代表者 分担者 分担者 分担者 分担者 国際関係・教授 中国関係・教授 国際文化・教授 中国関係・教授 理学療法学科・准教授国際政治学 文化人類学 アメリカ研究 国際経営学 理学療法学 プロジェクトの立案・具体化 理論的精緻化・国際関係学部との連携 春日井市国際交流ネットワークとの連携 プロジェクトの立案・具体化サポート CAACカリキュラム全体との連携サポート 活動経過と成果 1 活動計画 シニア大学(CAAC)学生と中部大学生との世代間の知の交流と継承が成立するためには、歴史認識の共有が極めて重要だと考える。ここでの歴史認識は、もともと高蔵寺の由来を共有する地域の歴史、日本の戦後の経済発展の基盤となった高蔵寺ニュータウンの歴史的役割、そして戦後ドイツと比較されながら西側先進国となった冷戦時代の日本と冷戦後の世界史の3層の歴史認識の共有を目指している つまり、シニア大学の学問的質の向上には、ローカルなレベルの歴史共有とグローバルなレベルの歴史の共有が不可欠であると考えている。 本プロジェクトでは、5年計画で、世代間の違いをむしろ互いに生かしながら、人生経験を積んだシニア学生の過去への問題関心と中部大学生の未来志向的な立場とが、地の利(高蔵寺ニュータウン)を共通の歴史認識の出発点として、近代知、伝統知、経験知を補い合うことで、持続可能な地域の発展(ESD)という観点から、人類の遺産としての伝統知の継承をテーマに教育研究活動を行う「人の集まる場と議論する空間」の構築をめざし、数年後にはCAAC独自の特色のある教材をつくり、歴史を基にした未来志向の持続可能な発展(ESD)教育の新しい視点の教材を開発することを目標としている。 2 方法 具体的には、世代間の地と知の交流を行う「高蔵寺ニュータウンESD対話フォーラム(高蔵寺塾)」開催を準備した。以下がその活動報告である。 2013年 11月~12月 高蔵寺ニュータウン再生市民会議の協力依頼の打ち合わせを数回行った。またそのほかのNPOとの協力依頼と打ち合わせもおこなった。(けやきフォーラム、NPOてとりん、あっとわん、カウンセラー協会、ギブアンドテイク) 2 活動報告(14)-63-

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