春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業 平成25年度成果報告書
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平成25年度 地域志向教育研究費 成果報告書 活動項目 ②報酬型インターンシップ(就業体験) フリガナ 氏 名 クリハマ タダシ 栗濱 忠司 所属・職名 工学部電子情報工学科・教授 活動課題 報酬型インターンシップを定着させるための一施策 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。 フリガナ 氏 名 代表者及び 分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 クリハマ タダシ 栗濱 忠司 サクライ マコト 櫻井 誠 代表者 分担者 電子情報工学科・ 教授 応用化学科・准教授 固体物性 無機材料化学 工学博士 博士 (工学) 報酬型インターンシップの企画・立案と推進 報酬型インターンシップの企画・立案と実施 活動経過と成果 地育地活による人材育成プログラム~報酬型インターンシップ~の取り組みを多くの学生・企業に経験してもらうには、まずは報酬型インターンシップの報酬を上げるため、地域志向教育研究経費で補助し、学生が一般のアルバイトではなく、報酬型インターンシップを選択する仕組みを作る構想であったが、個人への補助は不可であったため断念した。 平成26年3月までに2回以上の説明会を開催する目標を掲げ、平成25年6月19日に1回、7月16日に1回、9月14日に2回、平成26年1月15日に1回、1月20日に1回の計6回の説明会を全学向けに開催した。その結果、平成26年3月現在で21名の参加者となった。 春日井商工会議所加盟企業への説明会開催については、商工会議所からの依頼がなかったため開催できなかった。しかし、商工会議所自身の広報活動により加盟企業は3月現在で21社まで増加した。 アンケート調査を試験運用期間と位置付けた平成25年夏季休暇時に研修を行った学生と平成25年10月~平成26年3月までの本格運用時に研修を行った学生に対し行った。アンケートは選択式と記述式とし、回答の分析を行った。大学は学生と春日井商工会議所との連絡役と学生への説明の役目を担っているため、学内報酬型インターンシップ説明会の際に、試験運用時に研修を行った学生に体験談を話すよう改善を行い、学生からも好評であった。また、ホームページを見て本プログラムを認知した学生はほとんどいないため、平成26年3月に新たに充実したホームページを立ち上げると共にリーフレットおよびポスターを作成し、在学生オリエンテーションでの説明や学内掲示板に掲示するなど改善を行った。試験運用時にも指摘されたが、帰宅が便利になるように自宅近郊での活動を望む学生が多いため、今後は他の地区での活動ができるように検討を行うべきであろう。大学内の教員や春日井商工会議所会員企業に、学生が実際に働く姿を見せる機会を作ると、より一層このプログラムが向上するのではないかという積極的な意見があった。選択できる企業数・業界数が少ないため、折角本プログラムに参加するため、Web登録した学生が現れても実際には応募しない学生が多く見受けられた。そのため、今後は企業数増加に向け取り組んでもらえるように働きかけを行うべきである。企業担当者からの評価としては大学行事が多く戦力にならなかったという意見に対して、大学側は真摯に受け止め、今後の改善に生かすべきであることが分かった。詳細は報告書(冊子体)に記述した。 活動成果の公表 研究ではないので論文公表などの成果はないが、順次大学全体に活動が広がりつつある。 2 活動報告(3)-43-

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