春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業 平成25年度成果報告書
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1 ② 報酬型インターンシップWG 1.活動組織 委員長 櫻井 誠 委 員 栗濱 忠司、石田 康行、山口 直樹、 對馬 明、武田 明、木下 拡就、鶴見 直城、酒向 麻由 オブザーバー 後藤 俊夫 2.活動計画 春日井商工会議所と連携協定を締結し、単なる就労ではなく、人材育成プログラムとして意識的に学生を教育するインターンシップ型の就労システムを構築する。その正式名称は「地育地活による人材育成プログラム~報酬型インターンシップ~」である。 さらに③「コミュニティ情報ネットワーク」事業、④「生活・住環境を考えるまちづくり」事業でも学生を研究活動に参加させることで、地域の課題を解決していく能力の育成にも資することが目的ともなっている。 1)9月 就労条件・雇用条件を整備する。 2)10月 新たな就労条件・雇用条件で参加企業・学生を再募集する。 3.活動成果 1)平成25年8~9月の試験運用を行い、問題点の検証を行った。 2)就労条件・雇用条件を確定し、参加企業13社、参加学生9名で平成25年10月から本格運用に入った。このプログラムにおいてはまずは半年間程度の研修期間を考え、(1)長期型プランと(2)多業種型プランを作った。(1)は一つの企業に半年間またはそれ以上継続的に研修に参加し、その企業で実施される育成プランにより成長し、さらには忍耐力などを身に付けることを想定している。近年は大学生が卒業後3年以内に30%程度の離職率があるといわれているので就職後のミスマッチを防止することを考慮し、(2)は半年間で3社程度の企業を順次ローテーションし、様々な企業で企業風土および各自の適性を判断できるように配慮されている。 3)平成26年2月から春季休暇特別企画として報酬型インターンシップ20名の申込みがあり、7名が新規で参加することになり、2)と合わせて16名となった。 4)その他 4-1 連携先の春日井商工会議所会頭は中部大学客員教授となり、春日井商工会議所雇用促進・人材育成委員会の主要メンバーは学外特命教授、学生受け入れ企業には学外特命講師の辞令発令を行い、それに伴って学外特命教授の会を発足させた。第1回は平成25年12月12日に、第2回は平成26年3月14日に開催した。 2 活動報告-27-

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