春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業 平成25年度成果報告書
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1 単位のシステムを考えており、正課内教育と正課外教育との融合を検討している。学生の1年間の授業数は、30週から32週である、暦年では52週なので、残りの20週を有意義なものにしていき、育った学生を報告できるようにしていきたい。 Q8 参加学生数の予定は。 A8 ポンチ絵の左下に記載のとおり、毎年数百名の参加を予定している。参加学生には、中部大学認定の地域創成メディエーターを取得してほしい。平成30年度以降には千名を超すようにして、最終形は時間かかるであろうが、ほとんどの学生が参加することを目標としている。 5 外部評価委員から、総括コメントがあった。 これまでの実績を踏まえて展開し、地域と融合していただきたい。大変期待しているので、連携を進めアウトプット・アウトカムを入れながらPDCAサイクルを回していただきたい。難しいことではあるが、よろしくお願いしたい。 高蔵寺ニュータウンに住んでおり、世の中は成果が見えないと冷たいものであるので、NPO、高校・中学校、中部大学生へと広報的取り組みをしていただきたい。世の中は気が短くもあり、すぐには伝わっていかないので、分かりやすく見える形で進めていっていただきたい。 ・外部評価委員会大島委員との質疑応答記録 Q9 「地(知)の拠点整備事業」(以下 COC事業)の本質的意義は単に中部大学が高蔵寺ニュータウン及び春日井市について種々の地域活性化や高齢者対策といった社会貢献活動を行うだけではなく、より普遍的に超高齢社会の課題解決策を探究することにあるのではないか。 A9 ご指摘の通りです。私達は「地(知)の拠点」として、地域の課題解決に貢献すると同時に、地方大学の社会的任務を探究し、持続可能な未来社会の創造とその教育のあり方を追求することをめざしています。この点は中部大学COC活動の目的の中でも明らかにしています。こうした研究的側面は文部科学省も重視していると理解しています。 Q10 そうした趣旨であれば本COC事業は社会貢献活動であると同時に、いわゆるアクションリサーチと言われる研究の範疇に入る研究活動でもある。その成果の評価も本質的、普遍的に超高齢社会の問題解決に資するものであるかといった観点が必要ではないか。 3 評価-87-

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