春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業
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“報酬型”「給与を得る」+“インターンシップ”「就業&育成」=人材育成を目的とした就業体験地域との関わり体験プログラム1報酬型インターンシップ春日井市と連携し、大学の「人材」「技術」「知」を活用して地域の活性化に取り組みます。 最近多くの大学で耳にする「インターンシップ」。その多くは、給料なしで学生が就業体験し、単位が取れるものですが、中部大学が打ち出した「報酬型インターンシップ」は、給料をもらって働きながら社会人教育も受けるというものです(単位は与えられません)。 本学は春日井商工会議所と報酬型インターンシップに関わる協定を締結しており、学生は商工会議所が提示した企業の中から希望する企業を選んで働きます。企業にとっては当面の人材確保と地元での雇用促進につながるメリットが生まれ、学生・企業の双方に利点があります。長期型と多業種型があり、多業種型は2カ月ごとに勤務先を変えるユニークなもので、自分にはどんな職が向いているのか見極めることもできます。 大学COC(Center of Community)事業は、文部科学省が推進する「地(知)の拠点整備事業」で、国が地域の課題解決に取り組む大学を支援するものです。中部大学は、この事業に対し、「春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業」を申請し、採択されました(申請は全国から319件あり、採択されたのは52件。うち私立大学は180件の申請のうち採択は15件)。 今後、地元・春日井市と連携してさまざまな構想のもと、大学の持つ人材や技術、知の資産を活用して地域再生・地域活性化に取り組むとともに、創造・協働・自立の精神を身に付けた、あてになる人間※1=「地域創成メディエーター※2」を育成します(誌面で紹介する内容には予定・構想中のものを含みます)。※1 中部大学の建学の精神は「不言実行、あてになる人間」。 ※2 メディエーターとは「仲介者」「媒介者」を意味します。文部科学省が推進する「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択地域社会再構築のための人材育成を目指します 地域社会の再構築のために必要な人材の育成を目指して、「特別課題教育科目」に新科目として『地域共生実践~春日井市問題発見のすすめ~』を設置する予定で、地域で “多くの年代” や “さまざまな考え方や文化の人々” が共に生活することに対応する人間的基盤形成を目的としています。そして、さらなる教育改革として、全学共通教育および学部・学科に地域関連科目を導入したり、「全学総合COC教育科」のスタートも計画しています。正課教育(大学での授業)に新科目を導入さらに、学生の成長を飛躍させる取り組みとして「地域との関わり体験プログラム」を導入6つの重点事業に中部大学の学生がさまざまな形で関わっていきます。さらに、学生の成長を飛躍させる取り組みとして「地域との関わり体験プログラム」を導入6つの重点事業に中部大学の学生がさまざまな形で関わっていきます。具体的なメリット・ 学修活動と経済面の安定化・ 多様なコース選択により、 職業適性を認知し、より良い 職業選択へ・ 専門教育の学修を補強・ 就職活動時のアピール ポイントに・ 就職に結びつく可能性

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