平成29年度COCプラス成果報告書
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企業現場教育 報告書 実施日 2018年 2月 19日 ( 金 ) 訪問先企業名 天野エンザイム(株)岐阜研究所 参加者 応用生物学部 応用生物学科 環境生物科学科 2・3年生 参加人数 9名 (うち引率 1名) 引率者氏名 森山 昭彦 (応用生物学部 環境生物科学科 教授) 内 容 小型バス1台で学生8人を引率して、天野エンザイム(株)岐阜研究所を訪問した。研究所は、各務ヶ原市郊外の緑豊かで閑静なテクノ団地にあった。建物は、世界的建築家である黒川紀章氏とRichard Rojers氏の設計であり、オレンジのフレームの目立つ外観が周囲の緑とよくマッチしていた。会議室にて、ビデオにより酵素について全般的な解説を受けた後、所内を見学した。実験台のある実験室は遺伝子汚染対策がなされている大部屋であった。パイロット培養用タンクが十数台設置されている培養室は、大学の学生実験室とはスケールが異なっており、さすが企業の研究室であると感じさせられた。質問時間には、学生は、就職の可能性を意識してか、職場環境に関するものを中心に、多数の質問をしていた。研究員の学歴や男女比、英語研修の機会や海外支店への出張の可能性、新入生用の宿舎などに関することなどである。訪問予定時間を30分近くオーバーしたにもかかわらず、担当者の方々には終始丁寧に対応していただき、学生達には収穫があったと思われる。研究所見学の機会はそれ程多くはないので、貴重なご意見、経験となった。 -71-2.活動報告<学内プログラム>

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