平成29年度COCプラス成果報告書
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企業現場教育 報告書 実施日 2017年 8月 14日 ( 月 ) 訪問先企業名 美濃市うだつの町並み、中部電力 奥美濃水力発電所 参加者 工学部 建築学科 3年生 参加人数 20名 (うち引率 2名) 引率者氏名 山羽 基(工学部 建築学科 教授) 横江 彩(工学部 建築学科 助教) 内 容 <美濃市うだつの町並み見学> 日本の伝統的住宅の防火壁として形成された「うだつ」を保存した地元の伝統的建築、伝統産業である製紙業を観光資源として生かした地域活性化の事例について学習した。また、うだつに造営に費用がかかることから、「うだつが上がらない」が生活や地位が向上しないことを示すことの語源となったことを学んだ。 <中部電力奥美濃発電所> 夜間電力を利用して水を汲み上げ電力需要に合わせて放電する揚水発電の仕組みと社会的意義について説明を受けた。発電所は揚水発電の下池にあり、ダムとダム湖を見た後、地下発電所を見学した。6台の発電機で150万kWの最大出力を持つ発電施設の発電機の流量制御機構、発電機シャフトを見た。運用は無人で行われていること、全出力まで2分で立ち上がること、現場の制御卓の機能などの説明を受けた。当日は、定期点検が行われており、発電機の交換部品、重機、資材などが安全に考慮して設置されていることを学習した。 美濃市うだつの町並み 奥美濃発電所 ダム上部 奥美濃発電所 地下発電所内部 -56-2.活動報告<学内プログラム>

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