平成28年度COCプラス成果報告書
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企業現場教育 報告書 実施日 2016年 8月 4日 ( 火 ) 訪問先企業名 世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ 参加者 工学部 建築学科1・2・3年生 参加人数 24名 (うち引率 2名) 引率者氏名 山羽 基 (工学部 建築学科 教授) 横江 彩 (工学部 建築学科 助教) 内 容 世界最大級の淡水魚専門の水族館「アクア・トトぎふ」にて、学芸員の案内で、バックヤードを見学した。長良川の源流から河口の生態系を再現する水族館における、管理運営の方法の説明を受けた。 上流に生息するアマゴなどの渓流魚では水温を低温に、河口での鯉などはそれより温かい温度に水温を冷凍機などにて調整する仕組みがある。両生類は生きた昆虫を餌とするためその飼育室を設けている。水質を維持するための砂を用いたろ過装置を見学し、水流を逆転してメンテナンスする方法について説明を受けた。 水源は地下水を利用しているため、上水料金はかからないが下水料金を削減するため、給水のバランスを考えることが維持管理費の節約になるとのこと。 バックヤードツアーの後、館内を閲覧した。岐阜県の自然環境とりわけ河川環境を再現した展示を見ることで、地域の特徴を活かした施設の意義を理解した。夏休み中であり、多くの子供連れの来館者があり、地域への啓発活動の場となっていることを認識し、水族館という企業活動と地域の関連を体験できたと考える。 -79-2.活動報告<学内プログラム>

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