生命健康科学部 臨床工学科
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教員からのメッセージ高度医療を支え、未来の医学をリードする医療人に育ってほしい。臨床工学技士は、医療機器管理、人工心肺操作、大動脈内バルーンポンプ、補助循環、電気生理学的診断治療、生体情報モニタリング、人工呼吸器、血液浄化など、高度医療に不可欠です。そして、未来の医療を切り開く役目を担っていることを伝えたい。平手 裕市 教授 HIRATE Yuichi医師(心臓血管外科修練指導者)■担当科目 医用生体学演習 外科学 疾病治療学概論 一般臨床医学 他■プロフィール 成人の心臓大血管に対する外科治療を専門としている。市内総合病院心臓血管外科部長と兼任。医療医学をしっかり学び、病態の変化を見極める力を。血液透析室や手術室・集中治療室など緊急性の高い職場での仕事は、責任が重い分、大きなやり甲斐もあります。医療機器の操作や管理が主な仕事ですが、機器を使う対象は患者さん。医学・医療もしっかり学び、適切な対応力を身につけてほしいですね。当間 健夫 特任准教授 TOMA Tateo臨床工学技士■担当科目 生命工学入門 スタートアップセミナー 他■プロフィール 機械工学を学んで名古屋市内の病院に勤務。中部大学技術医療専門学校(臨床工学技士科)教員を経て現職。医療人としての資質を身につけ、チーム医療の一員に!臨床工学技士の仕事は、呼吸・循環・代謝という生体機能を代行する生命維持装置の操作が中心。生体の構造と機能を理解し、病態を的確に判断し、状況に応じて操作することが求められます。厳しい環境の医療現場で働くための基盤を築いてください。児玉 泰 准教授 KODAMA Yasushi臨床工学技士、臨床検査技師■担当科目 人工心肺装置学 生体計測装置学 スタートアップセミナー 臨床工学概論 他■プロフィール 医療機関にて臨床検査技師・臨床工学技士として延べ22年間勤務。その後附属の専門学校教員を経て現職。専門は体外循環技術、生体計測、生体情報処理。人間を学び、人の生命の支えとなる第一線の臨床工学技士に。医療現場では、医師とともに専門知識や技術を発揮し、心をひとつにして「チーム医療」を実践できる医療人が求められています。医学と工学の基礎を徹底して学び、人間を学び、人の生命の支えとなる第一線の臨床工学技士をめざしてほしいと思います。福田 信吾 講師 FUKUTA Shingo臨床工学技士■担当科目 血液浄化装置学A・B 血液浄化装置学実習人工呼吸装置学A・B 人工呼吸装置学実習 他■プロフィール 岐阜県内の病院に勤務の後、中部大学技術医療専門学校教員を経て現職。モチベーションをもって幅広い基礎知識を身につけ、総合的かつ的確な判断のできる臨床工学技士に。総合大学で臨床工学を学ぶ意義は、技士として必要な知識のみではなく、医療人として必要な人格形成を行うことができる点にあります。中部大学では多くの人と関わることができ、多様なカリキュラムを選択することが可能です。医学と工学の両分野の知識を身につけるためには、しっかり目的意識を持って学生生活を送ることが大事だと思います。櫻井 信夫 教授 SAKURAI Nobuo医学博士■担当科目 臨床神経学 生体計測装置学 他■プロフィール 専門は臨床神経学、臨床神経生理学、リハビリテーション医学。総合病院で神経内科部長、副院長を経て中部大学へ。工学技術を活かして先端医療への寄与をめざしましょう。工学技術の発展により現在の情報化社会が構築されましたが、これらの技術は医療現場にも導入され先端医療を発展させていくと思われます。基礎をきちんと修得することにより、新しい技術にも対応できる医療人として活躍していってください。河原 敏男 教授 KAWAHARA Toshio博士(理学)■担当科目 電子工学Ⅰ・Ⅱ 他■プロフィール 専門はナノバイオテクノロジー。京都大学卒業後、防衛大学校、大阪大学を経て中部大学に赴任(工学部電子情報工学科、超伝導・持続可能エネルギー研究センター、及び、生命健康科学部臨床工学科)。医療機器に関する基礎知識と新技術を学ぶ力を身につけよう。チーム医療を担う一員となるためには、コンピュータ化が進む医療機器について理解するだけでなく、次々と登場する新しい技術にも対応できなければなりません。基礎知識と新たな技術を学ぶ力をしっかりと身につけてもらいたいと考えています。松井 藤五郎 准教授 MATSUI Tohgoroh博士(工学)■担当科目 情報処理工学Ⅰ・Ⅱ 臨床工学のための基礎数学 他■プロフィール 専門は知能情報学(データ・マイニングと機械学習)。東京理科大学理工学部経営工学科、中部大学工学部情報工学科を経て現職(工学部情報工学科兼務)。実務経験豊富な各分野のスペシャリストがリアルで質の高い指導を行います。■担当科目 血液浄化装置学実習 人工心肺装置学実習 医用治療機器学実習 医用機器安全管理学実習 他■プロフィール 愛知県内の透析クリニックでの勤務を経て現職。専門は慢性腎臓病における血液透析療法全般。適切な治療を、安全な医療機器を介して提供できる、臨床工学技士をめざして。高度化する医療機器のスペシャリストである臨床工学技士は、その操作・保守点検を通じて、医師の治療をサポートし、患者さんの生命を守ります。工学に強い中部大で学ぶことで、医学分野だけでなく工学分野にも強い、現場で役立つ臨床工学技士をめざしましょう。小嶋 和恵 助手 KOJIMA Kazue臨床工学技士、臨床検査技師■担当科目 基礎医学実習、基礎工学実習 他■プロフィール 名古屋大学大学院医学系研究科にて基礎医学の教育、研究を行い、2016年8月より中部大学に赴任。専門は基礎医学(免疫学、生化学、生理学等)。医学と工学の基礎を学び、現代医療のスペシャリストをめざそう。現代医療は、工学機器に支えられて成り立っています。従って、医療現場ではこれらの機器を正確に理解し、運用することが必須です。中部大学には、医学や工学を専門とする教員が多数所属しているので、医学と工学の基礎をしっかりと学び、臨床現場に必要不可欠なスペシャリストをめざして欲しいと思います。大海 雄介 助手 OHMI Yuhsuke博士(医学)高度医療機器の開発にも貢献できる実力を身につけてほしい。田中 成泰 教授 TANAKA Shigeyasu工学博士■担当科目 電気工学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 臨床工学のための基礎物理学電気工学実習 他■プロフィール 専門は電子顕微鏡学。名古屋大学エコトピア科学研究所准教授を経て、2015年より現職。高度な工学の技術を用いたさまざまな検査、治療機器が医療現場に導入されるようになり、医学とともに工学の知識が重要となっています。とくに電気電子工学は、あらゆる医療機器の基礎です。これらをしっかりと学び、医療の現場だけでなく、医療機器の開発にも貢献できる実力を身につけてほしいですね。チーム医療の一員として、行動力のある医療人に育ってほしい。松本 祐之 教授 MATSUMOTO Hiroyuki臨床検査技師■担当科目 基礎医学実習、内科学、放射線医学総論、総合基礎医学特論、スタートアップセミナー 他■プロフィール 名古屋大学医学部附属病院にて39年間臨床検査技師として勤務。医療技術部副部長兼臨床検査技師長を7年間務め中部大学に赴任。専門は臨床化学、検査管理学。医療の現場では、メディカルスタッフが各々の専門性を生かし、患者さんに最良な、質の高い医療の提供が求められています。医学と工学の両分野の知識・技術を学び、臨床工学の専門家としてチーム医療で活躍できる医療人に育ってほしいですね。医学と工学を学び、必要不可欠な存在になる。医療現場では高度な医療機器が増え、専門知識が必要な時代になりました。また、医療機器の誤操作による医療事故が増加していることも事実です。4年間を通して基礎からしっかりと学び、日本の医療を支える存在になっていただきたいですね。■担当科目 医用治療機器学 医用機器安全管理学 他■プロフィール 病院で20年間勤務、専門学校で15年間教育に携り、2011年4月から中部大学に赴任。武田 明 教授 TAKEDA Akira博士(工学)、臨床工学技士学科長

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