生命健康科学部 臨床工学科
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取得可能な資格臨床工学科Department of Clinical Engineering臨床工学技士(国家試験受験資格)高度で精密な医用工学機器を医療の現場で医師に協力して操作・管理する医療専門職。中部大学では、1998年から併設の技術医療専門学校において臨床工学技士の養成を行ってきました。2010年に大学の臨床工学科として改組し、指導は同校の教員が引き継いでいます。人工透析室、手術室や集中治療室(ICU)での機器操作など、臨床工学技士の主要業務となる分野では、臨床経験の豊富な教員を配置し、現場に即した実践的な教育を行っています。2014年3月には、第一期生が高い合格率を達成し、卒業しました。臨床経験豊富な教員から、現場で求められる知識と技術を学ぶ。Point 1高度化を続ける医療技術に対応していくためには、医学・医療と工学的技術の両面を基礎から理解することが大切です。医学・医療については生命健康科学部の共通科目と基盤科目で基礎を固めます。一方の工学的技術については工学部との連携による教育を行います。例えば、工学の入門科目「基礎工学実習」や電気、電子、情報処理工学実習などを行い、工学を基礎から理解した医療人の育成に努めます。工学部との連携により、工学の基礎に精通した医療人を育成。Point 2学科教育の集大成、4年次の臨床実習で高度な実践力を身につける。Point 3学びのポイントチーム医療の担い手を育成する生命健康科学部臨床工学科がある生命健康科学部は「健康」と「予防」をコンセプトに、生命科学や基礎医学の知識に裏打ちされた医療人の育成に努めています。看護師・保健師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、救急救命士の養成課程を併設し、多様な医療スタッフが連携して問題解決に取り組む「チーム医療」を学内で実感することができます。医学保健衛生学生命科学生命健康科学部作業療法学科作業療法士保健看護学科看護師/保健師スポーツ保健医療学科救急救命士生命医科学科(臨床検査技師養成コース)臨床検査技師臨床工学科臨床工学技士理学療法学科理学療法士※卒業前に実施される国家試験に合格することにより、臨床工学技士の資格を取得できます。高度先端医療を提供する特定機能病院を含む、愛知・岐阜・三重を中心とした医療機関と提携し、充実した臨床実習環境を整えています。臨床実習は、血液浄化装置(人工透析)・手術室・集中治療室・医療機器管理業務の4分野があり、すべて4年次に配当されています。医療現場での実践を通して3年間学内で学んだ知識と技術の統合を図ります。

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