応用生物学部2023
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KOZAI.Lab研究室の人々College of Bioscience and Biotechnology食品栄養科学科 13-14【香西 はな 研究室】管理栄養士は、食を通じて人々に健康と幸せを届ける職業です。おいしく食べて健康になっていただくため、香西研究室では、調理前後の食品の成分分析や機能性評価を行い、機能性を高め、実際においしく食べることのできる食品の開発に取り組んでいます。また、開発途上国の栄養状態に関する調査を行い、栄養改善に向けてどうアプローチするかを考えています。アシタバや食用サボテン等を調理加工後に成分分析や機能性評価、物性測定を行い、機能性を保持または増加した状態でおいしく食べることのできる食品を開発しています。食品の低アレルゲン化についても検討しています。地域特産野菜を活用した食品開発食品栄養科学科21世紀の“食と健康”をバイオの基礎から理解。新しい時代の健康づくりを担う“管理栄養士”を育成する。生活習慣病をはじめ、私たちの健康保持や疾病予防には、“食”の問題が深く関わっています。また、「ポストゲノム」の時代においては、個々人の資質を考慮したテーラーメイドな栄養管理が望まれています。管理栄養科学専攻は、すべての人がより健康に暮らせるよう科学的根拠に基づいた栄養指導ができる“管理栄養士”を育成します。学科ホームページ 〉https://www3.chubu.ac.jp/biology/department/food/バイオサイエンスの最先端の内容について学んだ上で、“食と健康”に関するリアルタイムな課題を解決するための、さまざまな分野における知識や技術に関する理解を深めていきます。バイオを基盤に栄養指導ができる管理栄養士を育成する……それが、管理栄養科学専攻の大きな特徴です。“食と健康”に関するバイオの基盤をしっかりと学ぶ。臨床栄養実習室や給食経営管理実習室をはじめ、最新機器が整備された専用の実験・実習室を完備しており、充実した環境で多くの実践的教育を受けることができます。充実した最新の実験・実習設備を完備。管理栄養科学専攻機能栄養研究実践(実習)大量調理における品質管理うま味、塩味、酸味、苦味、渋味などが測定できる味覚センサーを用いて、食品のおいしさを科学的に分析し、官能評価の結果とあわせて、嗜好性の高い食品開発につなげます。おいしさの分析アフリカ、ザンビア共和国の村における栄養状態を調査しています。たんぱく質、特に動物性食品の摂取不足が問題となっています。改善に向けてのレシピ提案も行っています。開発途上国の栄養状態に関する調査大量調理用のレシピを開発し、大量生産でも安定した品質を保つことができる管理方法について検討しています。卒業する学生全員が受験し、合格を目指します管理栄養士国家試験

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