中部大学2022大学案内
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Graduate'sInterview05株式会社ナ•デックス鎌田 可奈 国際関係学部 国際関係学科 2014年3月卒業(愛知県 惟信高等学校出身)ゼミで学んだ本質を捉える力と国際交流で培ったコミュニケーション力が、社長賞につながった。学生時代は学科内でもハードで有名なゼミに所属していました。専門書の難しさもさることながら、自身の意見を含めて発表しなくてはならないので、ゼミの前日には徹夜をすることも。学問として学んだのは経済学でしたが、物事の本質を捉える力や人としての在り方も深く学びました。さらに、インドでの青年国際会議に参加して、課外活動にも積極的に取り組みました。そんな多種多様な経験から、どんなことにも物怖じしないタフさと、柔軟なコミュニケーション力が得られました。現在は主に、自動車関係の部品を製造する会社向けに生産設備を販売しています。仕事でのやりがいを感じる瞬間は、お客様のニーズにしっかりと応えることで、個人として信頼され、感謝の言葉をいただく時です。入社4年目には、お客様から協力会社に贈られる賞をいただき、社内でもお客様からの信頼と継続した取引が評価され、社長賞を受賞することができました。中部大学では、挑戦する機会をたくさんいただきました。みなさんも好奇心を大切に、たくさん挑戦して、さまざまな経験をしてほしいです。 Graduate'sInterview04チームでひとつの目標を達成した経験が、病院現場の多職種連携に生きる。心理学といってもさまざまな分野があり、専門性を深めていくためにはその中から一つを選ぶ必要があります。中部大学のカリキュラムは心理学を幅広く学べたので、進路を決めるための道しるべになりました。印象的だった授業は、グループワークで行った調査研究です。仲間と共に論文を読んだり、分析や考察をまとめたりする中で、時にはグループ内で意見の相違がでることも。とても大変でしたが、目標に向けて複数の意見をまとめていくという経験は、多職種との連携が大切な現在の病院現場で役立っています。現在は公認心理師・臨床心理士として、カウンセリングや心理検査、リハビリプログラムを担当しています。患者さんの抱えている苦しさは、とても大変なものです。だからこそ、患者さんの求める生活が送れるようにお手伝いがしたいと思いながら仕事をしています。患者さんの理想の生活という目標に向けて、病院では多職種の医療者がそれぞれの専門性で意見を出し合います。患者さんの声にしっかりと耳を傾けることはもちろんですが、他の医療者の声にもしっかりと耳を傾けられる、そんな心理師でありたいと思っています。社会医療法人聖泉会 聖十字病院髙木 里未 人文学部 心理学科 2010年3月卒業(岐阜県 多治見高等学校出身)04 [就職]進路決定までサポートする徹底したキャリア教育。04CHUBU UNIVERSITY GUIDEBOOK 2022032[就職]進路決定までサポートする徹底したキャリア教育。

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